愛犬のブラッシングアイテムとしてファーミネーターが有名ですが、実は他にも優れた名機があるんです。
ピロコームというブラッシングアイテムなのですが、ファーミネーターとはまた違う仕組みでそれぞれを使い分けることによって愛犬に最適なブラッシングができます。
ファーミネーターだとどうしても取りすぎてしまう場合がありますからね。
そんなときはピロコームの出番です。
安心の日本製、ピロコーム
ピロコームは、日本のメーカーでもあるディアトリベー合同会社が製造している抜け毛取り(ブラッシングアイテム)です。
2010年から作られており、金属製ではないにも関わらず耐久性の良さも好評です。
※メーカーの記載では9年10ヶ月間使用で性能劣化などの問題はないようです。
現在では、初期型からアップデートされEシリーズとして販売されています。
ピロコームの特徴
特徴的なのはその形状で、くし歯がカーブを描いて先に向って細く、断面をD形 にしている部分です。
この形状が抜け毛をキャッチし、さらに愛犬の肌に沿ってたわむことでダメージを与えにくいようになっています。
この形状はピロコーム独自で唯一無二となっており、他社製のブラッシングアイテムと大きく差別化されています。
抜け毛だけをキャッチ
くし歯が毛の奥まで届くのでアンダーコートの抜け毛が取りやすいようになっています。
毛を切り取ったり、すいたりするようなことはありません。
また、取れた抜け毛も簡単にピロコームから取り除くことができます。
ペットへのマッサージ効果
先をまるめた弾力のあるくし歯が、肌を傷つけることがなく体形にフィットしてやさしくマッサージします。
くし歯一つ一つが分離していて曲線(カーブ)に沿ってくし歯もたわむのでペットも最適な箇所へのマッサージをされることで気持ちがいいようです。
我が家のハナもこれには気に入っているようでいつも気持ちよくなっています笑
犬ってカイカイするアクションしますよね。
選べる最適な3種類の形状
ペットの種類や毛質によって最適なブラシは大きく異なり、1種類のくし歯でそれらすべてに適応することは難しいのですが、ピロコームは
- 毛質の違い
- 太さの違い
- 体格の違い
のような違いに合わせて、くし歯の硬さ・形状が異なる3種類のものが作られています。
それによりペットに最適な、くし歯のピロコームを選ぶことができます。
ピロコームの種類
ピロコームは3種類あり、名称としてE1、E2、E3となっています。
E1(やわらかめ) | E2(かため) | E3(ながめ) | |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
毛の長さ | 短い〜ふつう | 短い | 長い |
毛の硬さ | やわらかい | かたい | やわらかい |
毛玉出る? | 出ない | 出ない | 出る |
体格 | 小型 | 中型〜 | 問わず |
最適種 | 短毛種 / 小型犬 / 猫 / うさぎ | 短毛種 / 中型犬 / 大型犬 | 長毛種 / カーリーコート |
おすすめな犬種 | ケアーン・テリア、ダックスフンド、オーストラリアン・テリア、チベタン・スパニエル、ダルメシアン、チワワ、パグ、バセット・ハウンド、バセンジー、フレンチ・ブルドッグ、ワイマラナー | ゴールデンレトリーバー、ボルゾイ、柴犬、パグ、コーギー、シベリアンハスキー、ジャーマンシェパード、ジャックラッセルテリア、セントバーナード、チャウチャウ、ビーグル、ミニチュアシュナウザー、ラブラドールレトリーバー | スピッツ、セッター、コッカースパニエル、グレートピレニーズ、サモエド、シーズー、シェットランドシープドック、トイプードル、パピヨン、プードル、ペキニーズ、ポメラニアン、マルチーズ、ヨークシャーテリア、コリー |
おすすめなねこ種 | 日本猫、アビシニアン、アメリカンショートヘア、オシキャット、スコティッシュフォールド、マンチカン、ロシアンブルー | – | アメリカンカール、ノルウェージャンフォレストキャット、ペルシャ、ヒマラヤン、メインクーン |
おすすめなうさぎ種類 | ミニウサギ、ネザーランドドワーフ、ホーランドロップ | – | アメリカンファジーロップ、ジャージーウーリー、ライオンヘッドラビット |
Amazon価格 | ¥2,155 | ¥1,980 | ¥2,280 |
商品ページ |
※Amazonの価格は変動します。
パグはE1、E2どちらも使えます。
肌の弱い子はE1、ガシガシ毛を取りたい方はE2でそれぞれパグちゃんに合ったタイプを選びましょう。
我が家はE2を使っていますが、ハナは肌が荒れる時期がありますのでE1を買い足そうと思っています。
E2はすごく気持ちいいみたいです。
ファーミネーターとの比較 、決定的な違い
素材の違い
まず大きな違いとして製品の素材が違います。
ピロコームはプラスチック、ファーミネーターは金属となります。
それぞれ素材によるメリットデメリットがあります。
価格の違い
次に価格です。
ピロコームは2,000円前後で、ファーミネーターは4,000〜7,000円と倍以上の価格差があります。
取れる毛の量
続いて抜け毛の取れる量です。
ピロコームとファーミネーターでは、ファーミネーターの方が取れる毛の量が多いです。
これはファーミネーターの仕組みがポイントで、トリマーさんが使うトリミングナイフと同じものなんです。
抜け毛を取るだけではなく、抜け毛と同時にアンダーコートを抜くというイメージが近いです。
ここがピロコームとファーミネーターの1番大きな決定的違いです。
ピロコームは抜け毛を取るイメージです。
ですので、ピロコームで取れないな〜と思う時は抜け毛が無くなってきている証拠ですね!
抜けないのが悪いことではないのでそこは間違えないようにしてくださいね。
ファーミネーターとどちらがおすすめ?
ピロコームとファーミネーターどちらもアプローチが違うものなので、最適なのは両方持ち合わせることがベストです。
週に1度、もしくは隔週でファーミネーターを使ってあげて日々のブラッシングにはピロコームを使ってあげるのが1番最適な使い方だと思います。
もし、どちらか一方しか選べないとしたら私はファーミネーターを選びます。
理由としてメンテナンスの楽さでしょうか。やはりファーミネーターの方がごっそり取れるものなので連日やる必要がないのです。
ペットにとっては気持ちがいいものなので連日やってほしいとは思いますが汗
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実際の使用感を動画にしました
実際にピロコームとファーミネーターを使っている様子を動画にしていますので、見ていただけると嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ピロコームとファーミネーターそれぞれ持った役割とメリットデメリットがあります。
最初の一台としてはファーミネーターをおすすめしますが、私としてはハナがとても気に入ってるピロコームもぜひともおすすめしたいアイテムです。
ピロコームとファーミネーター、2つを使い分ける事がペットにとっては最適だと思いますので、気になった方は是非どちらも試してみてはいかがでしょうか。
ブラッシングアイテムとしてどちらもとても良いものですのであとは好みですね♪